リノベーションリフォームの施工事例 施工事例#51
鉄骨住宅の全解体リノベーション|柏崎市で子世帯向けに再設計
思い切った“全解体”から始まった、家族の新しい暮らし
鉄骨造の利点を活かしながら、内装はすべて撤去。
親世帯が長年暮らしてきた空間を、子世帯の理想に合わせてゼロから再設計しました。
限られた床面積の中で、広がりを感じるLDKと、柔軟に使える子供部屋を実現するには、
部分的なリフォームでは不十分。
水まわりや動線の制約を超えるために、すべてを壊して、構造から見直すことが必要だったのです。
思い切った「全解体リノベ」は、制約の中に自由を生むための選択でした。
暮らしの変化に寄り添う、可動式収納の子供部屋設計
お子さんたちがいずれ、進学や就職で家を離れるかもしれない──
そんな将来を見据えて子供部屋の仕切りには“可動式の収納家具”を採用しました。
いまは2部屋として使いながら、収納を移動させるだけで
一つの大きな空間として再利用できる設計です。
仕切りを“固定の壁”にせず、“動かせる家具”という発想に変えることで、
間取りがライフステージに合わせて変化できる。
将来の選択肢が広がる、柔軟で賢い工夫です。
鉄骨住宅の弱点に挑む。快適をつくる断熱&内窓
結露・寒さ・エネルギー効率、すべてに応える施工
鉄骨造の建物は、冬の寒さや結露が出やすいのが難点。
そこで今回は、吹き付け断熱材を隙間なく施工し、徹底した断熱対策を行いました。
屋根や天井、そして凹凸のある鉄骨まわりもしっかりカバー。
結露の原因となる鉄骨部分を断熱材で包み込むことで、冷気の侵入をシャットアウト。
室内の温度ムラを抑え、ヒートショックのリスクも減らします。
さらに、既存の窓には内窓を追加し、二重窓にアップグレード。
冷暖房の効率が格段に高まり、エネルギーコストの軽減にもつながります。
お施主様の声
家族の人数を考えて、LDKのほかに寝室と子供部屋それぞれにエアコンを設置しました。
でも実際に暮らしてみたら、LDKの1台だけで家中が快適に保たれていて驚いています。
このようなご感想をいただいたとき、断熱性能の高さと施工の確かさを改めて実感しました。
見えないところにこそ価値がある──そんな住まいづくりができたことを、私たちも嬉しく思います。
まとめ|“これから”を見据えた全解体リノベーション
限られた空間の中で、家族全員が快適に暮らせる住まいを目指して、
思い切った全解体からの再構築を行いました。
お施主さまのご要望に合わせて間取りを一新し、
将来の変化にも対応できる可動式収納の子供部屋、
そして断熱性・気密性を高める吹き付け断熱+内窓施工を実施。
冷暖房効率の向上や、結露・寒さの軽減など、
目に見えない部分の快適性にもこだわったことで、
「LDKのエアコン1台で家中快適に過ごせている」という嬉しい声もいただきました。
新しい暮らしは、もう始まっています。
この住まいが、ご家族にとって長く心地よい場所になりますように。
リノベーションの進め方はこちら
リノベーションのお問い合わせはこちら
